赤ニンジン

日曜、月曜と雪が降り続く予報でしたが、日曜の朝降っていた雪は一旦溶けて、また夕方から降り始めました。
丹波市、大雪警報が出てますが、静かに降ったり止んだりを繰り返しています。
明日は、雪かきからスタート。


お正月料理の彩りに欠かせない #赤ニンジン 。
この年末に合わせて収穫をしているのですが、そもそも何でお正月?

赤ニンジンは、金時人参や京人参といわれ、お正月料理で赤い人参にこだわっているのは、関西だけとか。
茶色づくしの煮物の中で、鮮やかな色味を添えてくれるのが、赤にんじん。
まだ寒い早春に咲く梅の花の形をかたどった飾り切りをして縁起ものにするのが、赤ニンジンの使い方のようですが...。


オレンジの西洋人参と比べると、細長く鮮やかな赤色が特徴の東洋人参。
西洋人参のオレンジは主にβカロテンが含まれていますが、赤人参はβカロテンよりもリコピンを多く含んでいるので、人参の味よりも甘味を強く感じます。
やわかいのに、煮崩れしにくいのも、煮物には欠かせませんね。


本題の、そもそもなんでお正月なのか。


答えは結構簡単。
収穫時期が12月中下旬のお正月前だから。

西洋人参は1年中栽培可能ですが、赤ニンジンは夏から冬にかけてしか栽培できないのです。


この時期が旬の赤ニンジン。
煮物だけでなく、温野菜・蒸し野菜、炒め物、人参ジュース、グラッセ、ポタージュスープ、ラペ、ピクルスなど。
「お正月のニンジン」だけでなく、赤くて甘いニンジンとして、普通使いでお召し上がり下さいね。