1つで2度採れる、ニンニクの芽


ニンニクの芽というと、トウ経ってきた花芽が中心から伸びてきて、グリグリに曲がっている部分を収穫します。
それは、直売所などで、よくもかける形ですが、
スーパーなどのニンニクの芽は、まっすぐ伸びています。
これは、茎の部分がまっすくの伸びるように、茎ニンニクとして花芽品種改良されたもののようです。
国産のニンニクの多くはグリグリに曲がっているものがほとんどです。

ニンニクの芽を収穫した後、1週間程度でニンニクの収穫となります。
土から引き抜き、根っこと葉っぱを切りおとり、陰干しして乾燥させます。



葉っぱの部分はもちろん廃棄となります。

ところが。
ニンニクの芽として収穫したのは先端の部分で、実はまだ、茎には、にんにくの芽が30㎝ほど残っている事に気が付いてしまいました。

もちろん下のほうがとても固いので、食べられる部分と筋張った部分の見極めができれば、もう一度にんにくの芽を採ることができます。
しかも、20㎝くらいの極太直線タイプ。
まさに、スーパーで見かける、あのにんにくの芽。

5月というのは、端境期にあたり、収穫できる野菜がとても少ないので、
2度もにんにくの芽が収穫できる、というのは、とても助かります。

今まで勿体ないことをした。