えんどう豆の保存方法



えんどう豆には、
サヤごと食べる「絹さや」と「スナップエンドウ」
サヤの中の実だけ食べる「実エンドウ」があります。

絹さやが完熟したら「実エンドウ」
スナップエンドウが完熟したら「実エンドウ」

丹波のえんどう豆の旬は、5月中旬から6月上旬と、とても短い期間です。
旬の時期のえんどう豆は、その時にしか味わえない甘味た旨味があるので、冷凍のグリーンピースが苦手な人でも食べやすい。

鮮度のいいえんどう豆が手に入っても、毎日豆ご飯じゃ飽きてしまいますね。
できるだけ鮮度を保てる保存法を紹介します。

1.サヤごと冷蔵保存

えんどう豆は、非常に乾燥に弱いので、購入する場合は必ずサヤ付きのものを選びましょう。
サヤごとジッパー付きの保存袋にできるだけ空気を抜いて密封し、冷蔵庫で保存してください。調理の直前にサヤから豆を取り出してください。
保存期間は2~3日。


2.サヤごと冷凍保存

えんどう豆の色と鮮度を長く保ちたい場合は、冷凍保存。冷凍中の水分が抜けるのを少しでも防ぐ事ができます。サヤごとジッパー付きの保存袋に空気を抜いて、冷凍保存。

サヤごとでは冷凍庫に入らない!という場合は、豆を取り出し、こちらもジッパー付きの保存袋に密封して冷凍保存。

どちらも、保存期間は1か月程度。


3.軽く茹で冷凍保存

茹でて保存したいときは、サヤから出した豆を、沸騰したお湯に、少量の塩を入れて30秒~1分ほど軽めに茹で、冷ましてからジッパー付きの袋などに入れて冷凍保存。
保存期間は約1ヶ月。

4.凍ったまま調理

莢付きのまま冷凍した場合
常温でしばらく置いておけば簡単に豆を取り出すことができます。

豆だけで冷凍した場合
凍ったまま炊飯器に入れて豆ごはんにしたり、鍋やフライパンで加熱したりすればOK。

解凍は流水かレンジで
解凍してから調理したい場合は、流水かレンジで解凍するのがおすすめ。前日に冷蔵庫に入れておけば自然解凍できるが、直前に冷凍庫から出した場合は流水にさらせば、簡単に解凍できます。また、少量の水を加え、レンジで数十秒加熱しても解凍可能だです。好みの方法や調理方法に合わせて解凍してください。

参考資料
オリーブオイルをひとまわし
https://www.olive-hitomawashi.com/column/2019/09/post-6320.html
旭化成
https://www.asahi-kasei.co.jp/saran/preservation/vegetables/food15.html

実は、エンドウのサヤは食べられる

かなり手間ですが、筋とエンドウの皮の内側の薄い膜を取り除けば、炒め物などで食べることができるそうです。また、茹でると出汁がでるので、豆ごはんを炊く時にゆで汁を使えば、豆豆した豆ごはんになります。