石拾い

新たに圃場を借りたら最初にする事は、石拾いである。
そして、しかも大きい。



土の成分であるミネラルは、このような石を、植物が出す有機酸や微生物による酸に溶かされ、植物が必要とするミネラル成分となる。
時間を存分にかけて…。

拾っても拾っても、耕耘する度、大物が地表に掘り起こされるため、ひたすら石を拾いをします。

前作の借主の使い方にもよりますが、岩山の三尾山の麓にある圃場は、石拾いをすれば土が半分以上無くなってしまうんじゃないか、と思うほど石が多いのである。

あまりに大きな石が出てくるものだから、知り合いに話してみたところ、
この大きな石は、畑を造成する際敷石を敷き詰めていて、
大きな石を撤去しすぎると、底なし沼化して、トラクターが沈んでしまったり、
逆に水はけが悪くなったりする、と教えてもらいました。

これは、要注意事項です。

この写真は、1976年に撮影された航空写真です。
ちょうど写真の真ん中くらいが、うちの圃場。
この頃。丹波と篠山をつなぐ道路と通すために、圃場を造成し直しようです。

小さい畑をまとめたり、
一部が川や用水路だったり、
道路工事の影響を受けていいない圃場は、昔のままだったり。