梅雨の走りで潤ったナス

葉っぱが丸まっているナスでしたが、
お世話の甲斐があって、なんとか戻ったようです。

大阪では、よく雨が降っていましたが、
丹波ではまとまった雨が降っていませんでした。

梅雨の走りのような雨が2日ほど続いて、土も湿ってきたようで、
ひと安心です。


ナスは肥料も、水もたくさん必要とする野菜です。
土が少し湿った状態の方が、いいナスができます。

今回の夏畑は、地形が、中央部分に向けてすり鉢状になっています。
耕作放棄地の間、中央部に向けて、畑全体の水が集まっていたため、
土が締まって締まっていて、湿地帯のようになっていました。

中央部は、畑としては、まだ使えない状態なので、
しばらくの間は、緑肥を植えたり、雑草を育てて、草刈機で刈って、
という作業を繰り返し、土を作っていきます。

野菜にとって水はとても必要ですが、
渇き気味が好みのトマトや、
ある程度湿った状態じゃないといいものができないナス、里芋、ショウガなど
適所に定植することで、問題のある圃場を上手く使っていかないとダメなんですよね。

奥が深いでしょ。