5月の最終日。
あいにく、降ったり止んだり、ほとんど降ったりの雨模様でした。
いよいよ丹波黒大豆枝豆の栽培開始です。
今年も2倍取り。
加えて、作付け数を半分に減らして、全ての実を完熟させるのが、今年の課題。
通常6月10日くらいに、苗作りをはじめ、6月18日くらいまでに定植をします。
これは、恐らく、ずっと昔から、種まきする日が決まっていて、
その日よりも早く撒いたら、遅く撒いたら、と、色々弊害があったんだと思います。
それを代々受け継いでいるのは、特産地ならではですね。
ところが、
KOM'S FARMは、18日の定植日を合わせるために、
種まきは、6月10日よりも10~2週間前に早く種まきをします。
何はともあれ、
上手くいくかどうかは、まず苗つくりから。
丹波地域では、丹波黒大豆の特産地となっています。
篠山は、発祥の地としても有名です。
ちなみに丹波は丹波春日大納言の発祥の地です。
丹波・篠山の種を持って帰り、他の土地で栽培しても、
粒の大きさ、実の付き方、そして味は、比べ物になりません。
丹波黒大豆を栽培するのに適した気候があるからこそ、この味を出せるわけです。
その恵まれた気候に驕る事なく、ブランドを守るためにも、
どこにも負けない丹波黒大豆枝豆を、皆さんにお届けするためにも、
栽培マニュアルに書いていない方法で、ちょっとずつ挑戦して行きたいと思います。