トラクターは乗ってるだけじゃない

明日から雨降り。
夏畑の準備がひと通り終わり、次は丹波黒大豆畑の準備。
畑が乾いている今のうちに、耕うんしました。

種まきは6月初旬、定植は6月中旬なので、とりわけ急ぎでは無いのですが、
この畑は借り物で、手付かずの畑を心配する貸主からのプレッシャーがあるので、
とりあえず、土の特性のチェックと、土に息を吹き込むという事で、
軽く耕うんします。


畝立てという重要な作業は、まだ圃場長しかできません。
その後の作業・収穫量に差し支えるので、トラクター見習いは、畝立て作業は自ら辞退。

全面耕うんという比較的簡単な作業で、まっすぐトラクターを走らせる練習。

たかが長手100mの土地。
まっすぐ走るのなんて簡単じゃない?と思われたかもしれませんが、
それが、車の運転ほど簡単じゃない。

路面のように滑らかでは無い土の上を、歩く早さよりもゆっくりのペースで走ります。
ちょっとハンドルを切ると、大きく曲がり、
全くハンドルを動かさないと、気が付けば曲がっていたり。

自転車をゆっくり走らせると、クネクネ動いて安定しないのと同じ。

まっすぐ走るだけだけど、ハンドルを常に微調整しながら集中。
作業効率や燃費を考え、常にトラクターの音を聞き、耕うんされた土の状態を観察しながらの100m×20回=2km。


圃場長いわく。
「そんなものは慣れ。場数を踏んで、頑張れ」だそうです。


周りの農家さんたちが、1筋飛ばしで耕うんしているの見かけました。
どうして端から順にしないのか?と聞いててみると、
色々な、なるほどテクニックを教えてもらいましたよ。



結果よければ、全てよし。キレイに耕うんできました!
(最後、圃場長に手伝ってもらったけど・・・)

次は、短手で、排水溝を作りながら、150cm間隔で60本の畝立ての前準備。
60回やったら、ちゃんとできるようになるのかな。