パクチーは、中華料理、タイ料理、インド料理、ベトナム料理、メキシコ料理、ポルトガル料理などに広く用いられる香草です。
独特の香りの為、好き嫌いがはっきりしている野菜です。
暖かい地域の野菜で、夏しか栽培できないように思われますが、
実は、暑さに弱く、寒さには強いのです。
春夏の姿と、冬の姿は全然違っていて、
夏はワサワサを立ち上がっていますが、冬になると、地べたに張りつくように広がります。
最近の寒さで、早くもパクチー達は、ペッタンコになって、ボリュームもでてきました。
最近マルシェで、パクチーを手に取ってる方の多くは、必ず匂いを嗅ぎます。
パクチーの匂いを確かめているのだと思いますが、
実は袋に入った状態では、ほとんど匂いがしません。
KOM'S FARMのパクチーは、露地でしっかり育っているので、
葉っぱからは匂いがしないのです。
パクチーの匂い成分は、バジルのように揮発性ではありません。
独特の臭いは、茎・根に多く含まれています。
根っこを触ると、すさまじく匂いますので、
香りを確かめたい方は、根っこを触ってみてください。
パクチストさんのために、根っこ付きでお届けしています。
だから、パクチーの水洗いは、他の野菜が全部終わってからになります。
そうでないと、水洗いした野菜全部が、パクチーになってしまうのです。
取引先の「CURRY STAND kakogawa」さんは、この根っこを素揚げして、葉っぱと一緒にスパイスカレーのトッピングにされています。
まだ、パクチー乗せのスパイスカレーは食べておりませんが、
なかなかの人気のようです。