にんじんの進捗情報

8月13日に種まきをしたにんじん。

長さも申し分なく根っこは伸びています。
太さは、やはり通年よりも2週間早い種まきのため、
「間引き」ではなく、「収穫」に近い状態です。

にんじんや大根は、発芽すると根っこが伸びます。
太くなるのは、その後の成長具合。
甘くなるのは、またその後の寒さ具合。

長さを確保するには、初期の段階でできるだけ根っこを伸ばせる環境を作ること。
堆肥や肥料成分がしっかりと分解された土、水に当たらない高い畝。

丹波にはニンジンを有機で栽培している農家さんが多く、
それぞれが試行錯誤しながら、ニンジンを栽培する努力をされています。

たかがニンジン、されどニンジン。

1~2月の冬の寒さにより、どに地域で栽培されたニンジンも多少甘くなりますが、
「甘い」+「栄養価の高い」丹波のにんじんは、このようにして仕上がってくるのです。


左側が8月13日。右側が8月28日。

現在の段階で、2週間の差です。
当然といえば当然の結果です。

土の養生上、丹波では、時期は8月末頃の播種になります。
今回の実験で、最終的な結果がどうでるのか。
その結果次第では、種まきの時期を考える必要があるのかもしれません。