黒豆枝豆の盗難

9月26日から28日の午前中の間に、何ものかに丹波黒大豆枝豆の1株を取られました。
2本仕立ての分枝を4~5本。

翌9月29日の日没後から9月30日の朝8時までの間にもう一度、
残りの枝を全部持って行かれました。

黒豆畑の圃場は、丹波から篠山に抜ける県道69号線沿い。
道路からすぐにアプローチできる畑です。

初めは鹿の被害かと思いましたが、近所の方や、他の地域の農家さんに見てもらったところ、枝の切り口がハサミのようなもので切られているため、鹿ではなく、「人間による盗難」です。

道路側からの入り口に一番近い畝、道路側から見えにくい面、ハサミを持っているという点から、
つい、出来心で・・・というレベルでは無いと思われます。

だいぶんサヤが膨らんできてますが、あと少しという段階での犯行。
収穫時期を知らない素人か、とりあえずの試し取りをしたプロの仕業か・・・。

まもなく収穫時期を迎える為、プロの仕業であれば、ごっそり持っていかれる可能性もある事から、近所の農家さん、そして、警察に連絡をしました。

うちは面積が1反くらいですが、周りには丹波大納言小豆の畑がたくさんありますからね。
これ以上被害が出ないためにも、何か対策をしなければ。





まず道路沿いにネットと張りました。
相手が人間なので、ネットを張ったところで、安易に入ることはできますが、抑止力のためです。

これで、私たちも簡単に畑に入ることができなくなってしまいましたが、黒豆のためです!


高感度の防犯カメラを設置。
どこにあるか知られてしまうと、カメラに映らない所で行為をする可能性があるので秘密です。


採られた場所に警告文。
これはお巡りさんのアドバイス。


同じ地域の農家さんに話をしたところ、
近くでも同じように、農作物の盗難が多いらしいです。

今回改めて、自分たちの財産である農作物が、誰にでも盗ることのできる状態であったと気付かされました。今までにも、「あれ?ここにあったカボチャが無い!」という事がありましたが、動物の仕業だと見過ごしていました。果菜類に関しては、盗られてたとしても、多分分からないと思います。畑に鍵をかける事はできません。
ネットを張ったところで、相手が人間であれば、何とでもできます。
田んぼや畑には、作物の成長上、外灯が無いため、夜は真っ暗。
農家風の格好をしていれば、違和感無く畑に入ることができるという現状。

私たちは移住者で、いわゆる「よそ者」です。
何年経っても、よそ者はよそ者。これが田舎。
だったら、よそ者として、しっかり対策をしていきたいと思います。