長ネギの土寄せ

夏の間に伸びた長ネギ。

涼しくなってきたし、そろそろ土寄せをすることにしました。


軟白栽培といって、野菜を光を当てずに暗黒下または弱光下で生育させて、黄化、徒長させる栽培方法があります。

だれもがよく知っているのは、もやし、スプラウトなど。
ホワイトアスパラガスや、セロリや三つ葉、の茎の部分が白いの、独活、チコリのアンディーブなども、軟白栽培で栽培されています。

長ネギも、伸びてきた部分を土に埋めることで、緑化せず、白くなります。

白い部分を長くするには、何度も土に埋めて、伸ばしていきます。
ネギ農家さんは、4~5回ほど土寄せをします。
長ネギの産地は、千葉・埼玉・茨木など、関東方面がだんとつ。
関東ローム層の地域です。
水ハケのいい、軟らかい土で栽培することで、何度も土寄せをして、長い長ネギになります。

西日本は、どちらかというと粘土質の土が多いため、土寄せをするのは難しく、
ネギは、青ネギ・葉ネギタイプの、九条ネギ、岩津ネギなどが有名です。