丹波黒大豆、葉ボケしてませんよ


定植してから、約1ヶ月。
葉っぱもワサワサ茂って来ました。
パッと見、近所の人からは、「葉ボケしてるんちゃう?」と思われるくらい。


大豆などの豆類は、根っこに根粒菌というバクテリアの一種が寄生し、
大気中の窒素をアンモニアに変換し(窒素固定といいます)、
植物の生育に欠かせない窒素を大豆に供給する働きをしています。

施肥設計をしていても、窒素の量がこの根粒菌に左右されるので、
気温や天候によって多少の誤差が出てきます。

大豆を栽培する際、元肥で窒素を入れすぎると、葉っぱばかり茂る「葉ボケ(つるボケ)」状態になります。葉ボケになると、葉や茎が大きく成長し、実を付けなくなってしまいます。
葉ボケ気味になったら、摘心をして勢いを調整するそうです。

でも、うちの場合は大丈夫(だと思う)
なぜなら。

葉ボケしているのではなく、主茎が2本あるから。
小さいうちに摘心をして、脇芽を育てているから。
断根することで、根粒菌が付きにくいので、肥料コントロールできているから。

今のところ、こんな感じ。