楽しんではいられない

米ナスの天狗さんと、タラちゃんです。



今収穫できるナスは、このような奇形が多いです。
鼻が付いているナスを、「舌出しナス」をいいます。

このよう状態になる原因は、
低温、多肥、かん水などが重なって、
花芽が栄養過剰になると発生するそうです。

今年のナスは、元肥(最初に入れる肥料)は通常通り、
追肥(後から入れる肥料)は、まだしていません。

なのに、栄養過剰って・・・。


6月はかなり雨不足で、畝の中まで乾いていました。
あまりにも雨が降らなかったので、2回ほどたっぷりと水遣りをしました。

乾ききった土に、たっぷり灌水をすると、ナスは一気に水を吸います。
同時に、今まで吸収できていなかった肥料分も、一気に吸収されます。

この灌水により、栄養過剰になり、その頃に形成された花芽は、奇形になってしまうのです。

今までは、8月お盆を過ぎた頃に出てきますが、
今年は、6月から出ています。

ただ、舌出しナスでも、味は同じ。
ちょっと使い難いだけです。

今のところ、まんべんなく雨が降っているので、
このような状態には、ならないかと思いますが、

例年の8月は、また雨不足になりそうな気がします。
その時は、水は少しずつやるようにします。