緑化・断根・摘芯

丹波黒大豆の2倍取りの実地練習の早生黒枝豆。


【緑化】
4月の末に種まきをして、4日後に育苗箱の下から根っこが出ました。
覆土(種に被せる土)を除けて、日に当てます。
種を土の中に埋めていても、発芽をすると、子葉(豆の部分)が土の上に出てきます。
豆は、格好の鳥のエサです。
すぐに見つけられ、食べられてしまいます。

種は鳥に食べられないために、子葉を緑化します。
緑化を早めることで、より強い苗にして行きます。


1日太陽に当てると、子葉は緑色になりました。
本来ならまだ土の中に入る段階なので、
再び土を被せて、葉っぱが出てくるのを待ちます。


マメ科の植物を育てる際、落花生の時と同じで、水をあまり与えません。
子葉が土の中に入るときに水分が多いと、子葉が腐ってしまいます。
子葉は、初期成長の栄養分がたっぷり含まれているので、
子葉がなくなってしまうと、上手く成長できなくなります。

多くの豆農家さんは栽培量が多いので、苗は作らず直播する場合が多いです。
少量多品目のKOM'S FARMは、チマチマと、そして確実に苗つくりをします。

子葉もしっかり付いたまま、本葉が出てきました。



せっかくキレイに育った苗を・・・


【断根】


【摘芯】



こんな事になっております。


では、2週間後のお楽しみです!