長ネギからの重圧

長ネギの苗が、大きくなって、定植しろと催促して来ました。
そろそろ、畑に連れて行きたいと思います。



4月のはじめに夏野菜の畑の畝立て・ビニールマルチを引いた時、
多くは、銀色、2本は黒、3本は透明マルチを張りました。

銀色のマルチは、光と熱を反射するので、夏の暑い時期のマルチの中の温度上昇を和らげ、防草、保湿効果。

黒マルチは、夏場はサトイモやショウガなど地温を必要とする作物、夏以外の作物用

透明マルチは、地温上昇と保湿。

それぞれの作物にあうように、マルチを使い分けします。



この透明マルチは、直播(直接畑に種を撒く)する野菜を栽培する時にしようします。
葉物や、ニンジン、大根、カブなどで、冬野菜の準備です。

夏の畑で、透明マルチを使うのは、長ネギ用。

長ネギは、苗を定植した後、
何度も土寄せをして、日焼けしないように土に埋めて、白い部分を長くしていきます。

6月頃に定植して、収穫するのが12月頃からなので約6ヶ月間。
その間、当然雑草が生えてくるので、除草は欠かせません。
7月の雑草の勢いは尋常ではないので、7月をなんとかするための策。

4月~5月の2ヶ月間、マルチ内部の温度を上げ、発芽した雑草を熱で枯らします。
それを繰り返すことで、雑草が生えにくい土にして行きます。

これを太陽熱養生と言います。
詳しくは、またニンジンの時にでも説明します。

4月は内部の温度も快適だったようで、雑草が良く育っていましたが、
ここ何にちか、夏日が続いているので、除草がおおよそできたようです。