夏畑、耕うんスタートです

夏畑の耕うんをはじめました。
4月になると雨が多くなるので、それまでに畝を立てておきたいとの圃場長。

土作りのための堆肥と竹チップパウダーを全面に撒いた後、
草押さえのために、長手方向に1回、短手方向に1回、最後の畝立てで
合計3回トラクターで耕うんします。

3回耕うんすることで、たくさん生えていた雑草が、土の中に鋤きこまれます。

この場合、草を堆肥化しないで鋤きこむので、すぐに野菜を定植することはできません。
1ヶ月以上、畝にビニールマルチを貼った状態で、熟成させるため、
どうしても3月中に畝立てをしなければなりません。

野菜が健やかに育つための下準備です。



KOM'S FARMは、1つの畑に1シーズン70品種くらいの野菜を栽培します。
トマトや豆類のように、あまり肥料のいらない野菜や、
トウモロコシのように、最初にたくさん肥料のいる野菜、
後々の作業効率を考えて、畝間が広い野菜、狭くても大丈夫な野菜、
それぞれの野菜のための、土の味付けの準備を行ないます。



種を注文してから、どこで、どの野菜を育てるのか、
1畝に何株定植できるのか、どのくらいの畝を準備すればいいのか、
などを計算するために、CADで設計図を描きます。
今後の輪作にも役立ちます。

※輪作:同じ野菜を同じ場所で栽培しないように場所をローテーションすること

設計図に基づき、上手く畝立てをできるように
ピッチを計測して目印を立てました。


畝が立つ場所と肥料を撒く場所がずれないように、
そのピッチで、短手方向の耕うんをしました。


いよいよ今週末に
有機資材のアミノ酸系肥料とミネラル成分を施肥して、畝立てです!