2017手前味噌作り

最強寒波、再びの到来で、前日雪が降り、どうなる事かと思いましたが
手前味噌作りイベント、無事、開催することができました。

総勢25名の方にご参加いただくことができました。
寒くて遠い丹波まで、お越しいただきありがとうございました。

また、お味噌作りに夢中で、写真を撮るのを忘れてしまったので、
参加いただいたShioriさんに写真を提供していただいています。


2日前にお豆をお水に浸け、
1日前に大鍋で3時間、圧力鍋では20分、活力鍋では3分、
terradonoの中村シェフに合計22kgのお豆の煮てもらいました。





イベント当日。
お豆を大きなビニール袋に入れて潰します。
ビニールの上からバスタオルを載せて、足で踏んで潰します。
瓶や手、ミキサーやフードプロセッサーなど、
色々な方法でペースト状になるまで潰していきます。


4回参加してもらっている、下山先輩は、
「今までの経験上、キレイに潰れている方がいいお味噌になる」との事です。

次に、米麹と塩を混ぜてます。


潰したお豆と米麹と塩をまんべんなく混ぜて、
袋や樽に入れ、密封。

これで仕込み終了!



お家に帰って、タッパなどの容器に入れ、800g~1kgくらいの重りを乗せて
常温で10ヶ月~1年保存します。


味噌作りは寒い時期に仕込むのがいい!
昔からお味噌の仕込み時期は、だいたい1月~3月。
その理由は、

1.気温が低いので、味噌がゆっくり発酵するから。
お味噌はゆっくり発酵した方が味に深みが出ておいしく仕上がるそうです。
暑い時期に行なうと急激に発酵し、雑な味になってしまいます。
最初はゆっくり、中盤加速、後半はゆっくり徐行でゴール!
気温の低い冬に仕込み、夏の暑い時期に短期で発酵、仕上げはゆっくり熟成させる、という事です。

2.冬は雑菌が少ないから。
現代は、衛生的によくなっていますが、昔は今ほどでは無く、色んな雑菌がいました。
夏場はお味噌を仕込むには、決していい環境だとは言えなかったそうです。
そのため、できるだけ雑菌の少ない時期にスタートするのです。

3.新鮮な素材がおいしいお味噌作りのミソ
お米は秋に、大豆は冬に収穫を迎えます。
そのフレッシュな素材を使うことで、より一層おいしいお味噌になるのです。


簡単な説明書はこちら↓




今回イベントにご協力いただいた、
terra donoの中村シェフと、


野菜ソムリエProの荒川雅子さんです。
ブログ http://legumesetmoi.blogspot.jp


ありがとうございました!