12月に入り、日中は気温が高いようですが、朝の冷え込みは順調のようです。
12月3日、初めて朝の7時の気温が2℃まで下がり、霜が降りました。
霜とは、野菜などの表面の温度が0℃以下になった時、空気中の水蒸気が水滴にならずに凍って野菜に付着した状態のことです。
上空で凍った結晶は「雪」で、地上で凍った結晶は「霜」と言います。
霜が降りる条件は、「気温が4℃以下」「風が無い」という事です。
日の出前に一番気温が下がる6時~7時ごろが多いようです。
葉物などは、凍った状態で収穫すると、融けた時に水分が抜けてしまします。
太陽が昇って気温が上がってから収穫となるので、
冬は日中の時間がただでさえ短いので、仕事がはかどりませんね。
冬の野菜は、春に花を咲かせて種を実らせるために、冬の寒さで負けていられません。
日ごろ光合成をして溜め込んだデンプン(炭水化物)を糖に変換して、細胞内の糖度を上げ、凝固点を下げて、凍らないようにしています。表面は凍っていても、細胞が凍っていないので、大丈夫!というわけです。
つまり、気温が霜の降りる4℃以下になると、野菜が糖度が上げて凍らないようにする
→甘い野菜なる。
いよいよ、冬野菜の本領発揮です!