丹波黒大豆



皆さんにおいしく食べていただいた、黒豆えだまめも、
いよいよ大豆になってきました。

種を作る植物は、たくさん光合成をしてできた養分で実を完熟させて、種を作ります。

枝豆のサヤの中の実が完熟すると、光合成をする必要がなくなった葉っぱは枯れていきます。
実を乾燥させて、種になります。
枝豆の種は、一般的には「大豆」と呼ばれます。

丹波の枝豆は、黒いダイヤ「丹波黒大豆」となります。

丹波地域は、毎日のように霧が出るため、なかなか黒大豆を乾燥させることができません。
丹波黒大豆の産地、お隣の篠山市は、
新物として出荷するために、JAなどでは乾燥機で乾燥させたり、
一般の農家さんは、枝ごと刈り込んで、ハウスなどで乾燥させます。

丹波のだいたいの農家さんは、12月に新物で出荷することは無く、
自然乾燥させて、1月頃に収穫します。

丹波の「新物」は1月下旬頃の予定。

KOM'S FARMのお客さまで、「やっぱり12月末に欲しいわ」という方がいらっしゃるので、
何とかお届けできるように、したいと思います!

お世話になっている農家さんに、12月末に出荷するにはどうすればいいか教えてもらいました。

葉っぱが枯れはじめたら、葉っぱを落として枝だけにして、
12月上旬に枝を切り、12月20日すぎまで屋根のあるところで乾燥。
サヤから大豆を取りだ時、選別をして、25日くらいに出荷。

今年は、2種類の栽培していて、標準栽培の方が、定植時期が2週間ほど早かったので、
そろそろ葉っぱが枯れてきました。

何とか新物をして出荷できる・・・かな。