丹波栗 メモ




丹波・篠山地方で平安時代から栗が栽培されいる丹波栗は、
丹波黒大豆・丹波大納言小豆と並ぶ、丹波の特産品。
昔から「大粒でおいしい栗」を丹波栗ということもあったそうです。


【下処理】

KOM'S FARMの栗は、収穫したての生栗です。
栽培期間中も農薬を使わず、温湯消毒や燻蒸処理をしていないため、
虫が付きやすい状態です。

お手元に届きましたら、必ず下処理を行ってください。

・80℃消毒 : 75~80℃のお湯で1分茹でる
(温度計を使って80℃以上にならないようにキープ。だいたい沸騰する前くらいの感じ)
1キロの栗=2Lの水

・温湯消毒 : 48~51℃くらいのお湯で30分茹でる
1キロの栗=2Lの水

※どちらの方法でも構いません!
※すぐに食べる場合はそのまま茹でて下さい。



【簡単に食べるには、茹で栗】

・圧力鍋だと加圧してから2分(栗ご飯なら30秒でOK)、その後は自然に冷却。
皮が簡単に剥けます。

・普通に茹でる場合は30~40分。粗熱が取れるまで、そのままお湯に浸しておく。

・電子レンジで、シリコンスチームケース、または耐熱容器を使えば500Wで5分~8分
栗のお尻の部分だけ皮を切り落としておくこと!
シリコンスチーマーに栗をセットして、栗がかぶるくらいの水を入れてチン。

※塩を入れると甘みが増すそうです。(栗500g、塩大さじ1)



さらにおいしく食べるには・・・

【熟成】

栗は温度低くなると、でん粉を糖に変えようとします。

結露を防ぐため、水気を切ったら穴の開いたビニール袋に入れたり、
新聞紙に包むなどして冷蔵庫へ。(0℃くらいのチルドルームがおすすめ)

冷蔵庫に3日置けば糖度は2倍、20日で3倍、1ヶ月で4倍になるそうです。
熟成期間は1ヶ月以内がいいようです。



熟成後の保存、お正月のおせち料理に使う場合は、

【保存】

・皮付きの生栗
下処理を済ませた生栗を冷凍する場合は、皮付きのまま、フリーザーバックに入れて急速冷凍。
最大6ヶ月保存可能。

冷凍した栗は、自然解凍せず、凍ったまま高温で一気に加熱してください。
圧力鍋に入れて加圧されたら、弱火にしてで10~15分


・皮むき後の生栗
栗の鬼皮・渋皮をむいて、全部むき終わるまで、水に浸しておく
水を切り、フリーザーバックにいれ、砂糖をまぶす(栗500g、砂糖大さじ4くらい)
お砂糖を入れると、冷凍ヤケの予防になるそうです。




【栗の皮の剥き方】

お湯に2~3時間つけておくと、外側の鬼皮がやわらかくなって剥きやすくなるそうです。
軽くゆでてから、一旦冷凍し、少し解凍すれば、中の渋皮もキレイに剥けるそうです。





【栗の規格サイズ】

4L/5L  約40g以上
3L 約35g
2L 約20g 
L 約15g
M 約10g
S10g以下