「モロヘイヤの花が食べちゃいけない」という話を聞いた事がありますか?
モトヘイヤは葉っぱを食べる野菜なので、あまり意識していませんでしたが、
何人かの方から、こういう話を聞きました。
「モロヘイヤの花には毒がある」
これは、ちょっと確かめないと!
…ということでモロヘイヤについて調べてみました。
モロヘイヤの原産地はエジプトで、日本には、1980年ごろにやって来ました。
緑黄色野菜でも抜群に栄養価が高く、カロテン、ビタミン、カルシウム、鉄分をはじめ、ネバネバ成分のムチンは、水溶性の食物繊維。
疲労回復、肌や血管の若返り、貧血、イライラに効くなどといわれています。
モロヘイヤには、「ストロファンチジン」という成分が含まれていて、
致死性の有毒成分に分類されています。
モロヘイヤの部位の、種、葉、茎、根、実、花の中で、
ストロファンチジンが含まれているのは、「茎」「種」と「実」です。
秋に入り日照時間が短くなると黄色い花が咲き、その後に実がなりますが、
果実は種と同様に強い毒性があります。
内閣府の食品安全委員会によると、
「収穫期の葉、茎、根」と「蕾(つぼみ)発生期の葉、茎、根、蕾」の各部位と、モロヘイヤ健康食品、お茶などからはストロファンチジンは検出されていないとコメントしています。
つまり、花は大丈夫ですが、実はダメということになります。
モロヘイヤの収穫時期は、6月~10月。
もうそろそろ、終了です。