玉ねぎ、ただ今乾燥中。

先日、畑から収穫した玉ねぎ。
10月頃までの貯蔵に向け、処理をします。

収穫仕立ての玉ねぎ。

本来なら、2~3日ほど畑に転がして乾かすのですが、
梅雨時に収穫する玉ねぎには、天気予報と相談しながらの収穫。

今年は収穫した直後に雨が降ってきたので、慌てて倉庫に入れました。
このままでは、葉っぱの部分が傷んできて、玉ねぎも危険な状態になるので、
早速、貯蔵体制に入ります。

まず、根っこを切ります。


玉ねぎの付け根から15cmくらいの長さで、茎をカット。
この長さが絶妙らしく、しばらく経っても芽が出て来ない長さ。


玉ねぎの産地淡路では、この段階で乾燥室に入れて乾燥させますが、
乾燥室が無いので、自然乾燥。

その前に、痛んだ皮をキレイに剥きます。


キレイに皮が剥けました。


痛んだ皮を剥くと、白玉ネギは白く、赤玉ねぎは紫色になりますが、
乾燥してくると、白玉ネギは茶色に、赤玉ねぎは、赤色の皮になります。

こんな感じで、乾燥させていきます。
ご家庭用で栽培している家では、束ねて、軒下に吊るして乾燥させていますが、
たくさんの玉ねぎを軒下の吊るすと、重すぎて、倉庫が倒れるといけないので、
乾いた順にコンテナに入れて、保管していきます。


以上、玉ねぎの乾燥の状態を、お知らせ致しました。