冬とり玉ネギ、修正しました。

一般的な玉ネギは9月中旬頃に種蒔きをして苗を作り、
11月後半に移植してから越冬させ、6月頃に収穫します。

玉ネギの中には、冬に収穫できるものもあります。

3月中旬頃に種を蒔き、
5月下旬~6月末に、玉ネギの大きさが2.5cmになった頃一度掘り上げ、
軒に吊るして夏を越し、
8月末に再び畑に定植したものを、12月頃に収穫します。

この冬とり玉ネギを、今年は初めて栽培しています。


今は苗の栽培中なのですが、
1.5cm間隔くらいに種撒きして、ギュウギュウだけど大丈夫かな~と軽く思っていたら、

「ちょっと間隔が狭いんちゃう?」とアドバイスを頂きました。

この玉ネギは、「直径が2.5cm前後で一旦掘り上げる」というのが重要ポイントで、
2.5cm以上だと、定植後ふたご玉ネギになりやすくなり、
2.5cm以下だと、軒で吊るしている間に痛んでしまうそうです。

掘り上げたセット球。球径2.5cm前後で掘り上げる。
(参考)http://shop.takii.co.jp/shop/selection/onion1312.html

今のままの間隔では、2.5cm以下になってしまい、夏を越せない危険性があるようで、
いつも面倒を見てくれている大先輩が、ブログを見て連絡して来てくださいました。

早速1.5cm間隔だった苗を、3cmくらいに広げ、抜いた苗は別のトレイに移植。

本来なら、間引いて間隔をあける作業は、もっと苗が小さいときにするものなので、
茎の太さが7mmくらいになってからは、遅すぎるのですが、

ネギ類は、移植する際に根っこを切ると、反骨精神で強くなるらしいので、
堀り上げ前1ヶ月でちょっと強引ですが、間引きと移植をしました。


【Befor】


【After】



まだまだ経験値の少ないKOM'S FARMは、
センパイたちに色々アドバイスを受けながら頑張っています。

近所のベテラン農家さんは、いつもどっかで見ていてくれるし、
いつも忙しいセンパイ達も、ブログやFacebookなどを見て連絡してくれたり、初歩的な質問でも、快く教えてくれたり、畑の側を通りかかったら、車を止めて様子を見てくれたり…。

あまり人気の無い広い畑で黙々と作業をするので、どうしても一人で農業をやっているような気になりますが、こうやってたくさんの人に気にかけていただいて、本当にありがたいな~って思います。
いつも、ありがとうございます!