たくましいヨモギ


暖かくなって、雑草も元気に芽吹いてきました。

ヨモギやギシギシなどの雑草は、根のような地下茎から発芽するようで、
畑を耕うんして、土の中に混ぜ込んでも、
この地下茎が土の中にある限り、草引きをしてもまた生えてくるというわけです。

なんとも厄介な雑草です。

ヨモギは、春の若葉は餅と混ぜてヨモギ餅を作るのに大活躍。
キク科の植物で、茎や葉の裏が白い毛が生えています。この毛を集めて「もぐさ」を作るそうです。

ヨモギはアレロパシーを発生させる能力を持っている。
地下茎などから他の植物の発芽を抑制する物質を分泌するので、
ヨモギが生えている所には、他の雑草が芽吹かないようです。

また、ナスやトマトと一緒にヨモギを植えると、ヨモギにアブラムシが付きます。
それをを食べるためにテントウムシがヨモギに住み付き、
ついでにトマトやナスのアブラムシを食べてくれるという利用法もあります。

一面ヨモギが広がると、ナスやトマトの生長に差し支えるんじゃないか・・・と心配ですが。