成長著しい茎ブロッコリー

11月に入ってからすぐ、一旦気温は下がりましたが、その後は最高気温が20℃近い日が続いています。去年の11月の最高気温の平均が16℃くらいなので、暖かい11月となってます。

チョウの幼虫のアオムシは、最低気温が10℃以下の日が続くとサナギになり、越冬準備に入ります。アオムシが活動停止すると、アブラナ科は食害されることが無くなり、邪魔されることなく育っていくのですが、今年はアオムシの活動が活発で、なかなかいなくなってくれません。
…困ったものです。

その反面、野菜たちも気温が高いので、成長スピードが速くなっています。
茎ブロッコリーの頂花蕾(ちょうからい=一番最初のブロッコリー)が、
あっという間に大きくなってしまいました。

本来、茎ブロッコリーは、頂花蕾は5cmくらいで採るり、わき芽が出るのを促して、
そのわき芽を収穫します。だいたい1株で20個くらいのわき芽が収穫できます。

今年は、頂花蕾が大きく伸びてしまっています。
中には花が咲いてしまっているものもあります。

大きくなった頂花蕾は、もう少しだけ大きくして枝ごとに分解して収穫するので、
去年よりたくさんの茎ブロッコリーが採ることができます。

もう少し寒くなったら、甘味も増しておいしくなるのですけどね…。

今年の様な気温が普通なのか、去年が普通なのか、2年目なのでよく分かりませんが、
このままだと野菜の成長が早いので嬉しい反面、1月、2月には収穫が終わってしまうのではないかと不安でいっぱい…。

機嫌よく育っている野菜たちを見ると、複雑な気持ちです。