今日は、丹波市の有機農業を、科学的に指導されている小祝先生と、丹波の有機農業の農家の皆さんが、うちのニンジン畑に見に来て下さいました。
実はうちのニンジン畑は、ある資材のテスト圃場で、その中間報告を兼ねての視察です。
畑は、会社でいうと重要エリアになります。
他の農家さんの畑も、企業秘密がいっぱいで、許可を得ないと見せてもらえません。
自分の畑のニンジンが、去年とはちょっと違うな~とは思いつつ、他と比べてどうなのか、良いのか、悪いのか、自分たちだけでは判断できずにいましたが、今のところ、テスト資材の効果も確実に出ていて、順調だそうです。
ホっと一安心です。
本来のやり方や、次作への課題、今後の注意点などを教えていただけて、とても良かったです。
農業を始めたばかりの新米農家は、経験や勘を持っていないため、どうしても初めの頃はもがいてしまいますが、データを取り、分析し、理解・応用することで、経験と勘の部分を少しだけカバーできます。一人が得た事を、10人でデータ共用すれば、10年分の経験値が得られます。
テスト資材も、本当なら企業秘密にするべきだったのかもしれません。
ただ秘密のままにしてしまうと、「何となくいいかも・・・」止まりで、
「本当にいい」と判断をしてもらう事は無かったと思います。
今回のニンジンは、丹波の有機農業の「標準」になります。
うちも、ここに留まらず、ニンジンだけではなく全部の野菜たちが、もっと、もっといいものになるように、これからも、日々取り組んでいきたいと思います。
「丹波といえば、ニンジン」になると、もっと大きな事になりそうな気がします。
一番いいのは、
「丹波といえば、ニンジン。その中でもKOM'S FARMのニンジンは特別」
ここを目指して行きたいと思います。