秋の田舎は煙たい



秋になると、あちらこちらで狼煙(のろし)があがります。
お米の籾殻を燃したり、燻炭にしたり、草刈した草を燃したり。

イナカの秋は、煙たい。


生物多様性、炭素循環農法とかで、雑草を刈った後はトラクターで土に鋤き込んでいたのですが、
何だかんだ言っても、野菜をちゃんと育てないと何もならない!

この作から周りの農家さんに、「ちゃんと雑草の管理をする」宣言をしました。
今まで、ご迷惑、ご心配おかけしてスミマセン…


雑草の管理は、作業の中で一番重要で、頭を使って作業しないといけないんじゃないかと。

種を持ったままの雑草を土に鋤き込むと、発芽して、また雑草が生えてくるのを繰り返すので、いつまでたっても雑草の管理をしなくてはいけない。

発芽して間もない雑草は抜くのも簡単で、
鍬やホー(三角の鍬)を使っての作業は立った姿勢で楽ですが、
時間が経つと根が張るため、しゃがんで草引きしたり、鎌で刈る事になります。
もっと時間が経つと、刈り払い機を使って、草刈りをすることになります。

雑草の管理は、タイミングが大事と、この夏 痛感…。


今回、新しく耕うんする葉物畑は、雑草を刈った後、大きなものは燃やし、
燃やしきれないものは細かくして鋤きこむ。燃えきれないものは残渣置き場に移動しました。
これは、特別な事ではなく、野菜農家はみんなやってる事です。
みんなやってる事には、理由があるんですね。


葉物野菜畑は、夏野菜でカボチャを作っていたので、
燃やしていたところに、小さいカボチャが出てきました。
真っ黒こげでしたが、割ってみると…



あら、おいしそう。
食べてみると…



甘いではないか~!「焼かぼちゃ」
うちのミニかぼちゃは、ホクホク系で甘みが強く肉厚なので、

焼かぼちゃ、ありですね。

お試しあれ~!