発芽、成功


7月の下旬頃、冬のブロッコリーの種を撒きました。
まだ夏野菜の収穫が絶好調の時に、冬野菜の準備をします。

ブロッコリーは、冬野菜の中でも種まきの時期が早く、
中間地だと8月中旬までに撒いておかないとダメ。

なぜかというと…。


花のツボミ部分を食べるブロッコリーは、低温(12度くらい)になるとツボミを付ける準備をします。
ツボミを付けるまでに、ある程度大きく成長しとかないと、大きなツボミになりません。
そのため、低温になるまでに、播種後35~40日、
葉の枚数では10~15枚くらいになる必要があります。

品種(早生とか晩生とか)や栽培地域にも異なりますが、
丹波では、年内に収穫する場合だと7月中、冬の間に収穫する場合は、8月中旬。

2月になると雪や、霜でツボミが凍って傷んでしまうため、
キレイなブロッコリーを収穫できるのは、1月中となります。

今回、7月末に種まきをしましたが、気温が高すぎて、発芽したのは1割以下で極わずか。
あまりの発芽率の悪さに、センパイ農家さんに聞いたところ、
ちょっとしたコツを教えていただきました。

種まき当初より気温は下がったものの、日中の気温は高い状態ですが、
センパイに教えてもらったとおりやってみると、発芽率は9割になりました。


実は、KOM'S FARMのブロッコリーファンがたくさんいらっしゃいます。
特にお子さまには大人気!

年内採りのブロッコリーは、ちょっと難しいかもしれませんが、
年明けには、たくさん召し上がっていただけるかと思いますので、お楽しみに!


引き続き、キャベツ、ハクサイ、レタスの種まき。
来週には、冬ニンジンの種まきをします。