酒粕 その2

入手したペースト状の酒粕をどうやって、使っていこうか。

酒粕の肥料要素として、炭素量が47.5%、窒素量が7.5%、どちらも高い値。
C/N比は6~8と、ほぼ米ぬかや鶏糞、漁かすレベルとなる。

夏野菜の追肥・冬野菜の元肥にしようと思っていました。

板状の場合だったら、畝と畝の間に並べるか、ビニールマルチをめくって畝の上に置こうかと重いっていましたが、この度の酒粕は、お味噌のような酒粕なので、持ち運ぶのも一苦労。

とりあえず、ジャビジャビのものは、夏野菜の追肥として、
水に溶いて、液肥のように撒いてみることにしました。

どれだけ入れていいものなのか、よく分からないので、
デリケートな夏野菜には、ちょっと不安があります。
窒素が多すぎると、ボケたり、害虫が増えたりするので注意が必要。

窒素が少々多くても大丈夫なスイートコーンに入れてみることにしました。

ゆるい酒粕なので、わりと簡単に溶けました。
辺りは日本酒の香りが漂います。
手で溶かしていると、なんだか、手がツルツルに。
ジョウロで撒けるくらいになったので、根元にかけてみました。

もしかしたら、アルコールや有機酸が強すぎるかも、と心配ですが…。