パプリカのステージ

今年もパプリカは、ハウスで栽培します。

なんと!ハウス1棟まるごとパプリカです。
な、なんと!今年は、畝にはちゃんとマルチを貼りました。
な、な、なんと!シルバーマルチです。

赤パプ、黄パプ、オレンジパプを、計136株、栽培します。

パプリカが大好きな方、ピーマンが苦手なあの子、
今年も、たくさん収穫できるように頑張りますので、お楽しみに!






パプリカは、どの色も緑色の実からスタートです。
積算温度が1200~1500℃になると、色付き始めます。
1日の平均気温が30℃とすると、約40日かかります。
露地(屋外)栽培では、8月にならないと色付きません。

理想の温度が35℃、夜は15℃以上を保つように栽培します。
丹波では、8月後半になると、昼夜の気温差が大きくなるため、ハウスでの栽培をします。




マルチについて

マルチは、畝の土壌表面を被覆することで、ビニールや、稲や麦ワラなどがあります。
ビニールには、透明、黒色、白色、緑色、シルバーなどがあります。
用途によって使い分けると、色々効果があります。

透明マルチ
太陽光を遮らないので、地温上昇効果に優れます。
太陽熱で土壌消毒や、微生物の動きを活発にする場合に使います。

黒マルチ
太陽光を遮るので、雑草を生えにくくし、地温上昇の効果があります。
主に春・冬野菜に使用します。

表が白、裏が黒いタイプ
白面が太陽光を反射し、黒面が光の透過を防ぐので、マルチの中の温度上昇を防ぎ、雑草を抑える効果があります。主に夏に使用します。


地温上昇と雑草を防ぐ効果があります。

シルバーマルチ
光を反射し、遮光率が高く、雑草を防ぎ、地温の上昇を防ぎます。
アブラムシなどの忌避効果があると言われています。