リスキーなアブラナ科 Vol.1


アブラナ科の野菜(キャベツ・ブロッコリーなど)を栽培するのに、とてもリスキーな季節です。

アオムシは、キャベツ類の葉が大好物なので、
小さい苗だと、あっという間に食べ尽されてしまいます。

春に種を撒き、夏に収穫するものは、小さい時から大きくなっても、アオムシの防除をしなくてはなりません。夏に種を撒き、冬に収穫するものは、小さい時の防除だけで済みます。

冬にアブラナ科の野菜が多い理由のひとつです。

(作りやすいからだけではなく、おいしさもアップします)

KOM'S FARMは、栽培技術がまだまだなので、春夏にアブラナ科は栽培しません。
でも今回は、「コールラビ」をちょっとだけやってみる事にしました。
定植する瞬間から、不織布のトンネルで物理的防除をします。
これで、モンシロチョウにタマゴを産み付けられないハズ。
後は、毎日のチェックを欠かさない事。
株数が少ないので、何とか管理できるかな…。

丹波の里塾などで、アブラナ科とセリ科、アブラナ科とキク科の混植を勧めてます。
コンパニオンプランツと言って、アブラナ科に付くモンシロチョウと、セリ科に付くアゲハチョウが互いに敬遠すると言われています。

実際の所、セリ科のニンジン付近をモンシロチョウは飛んでいましたし、
キク科のレタスやシュンギクとの混植でも、アオムシは関係無い感じです。

おそらく、害虫の防除という意味でのコンパニオンプランツは、
「虫が付きにくい」くらいのレベルなんじゃないかと思います。

今回も、物理的防除と人力で頑張ってみます!