丹波の里塾、本格スタートです!



前回は交流会でしたが、今月から有機農の授業が本格的にスタートします。

里塾の畑も、準備OK!


…といいたいところでしたが、

準備作業に時間があまり取れず、即席の畝立てになってしまいました。
何とか、畑っぽくなってますが、土の中は、まだフレッシュな状態なので、
本日、冬野菜の苗の植え付けと、種蒔きは、ちょっと大変かと思いますが、
皆さん、どうぞよろしくお願いします。


土作り

本来なら、畝立てして1ヶ月ほど畝の中の土を熟成させると、
鋤きこまれた草などが土に馴染み、いい状態になります。
6月に雹でダメージを受けた里塾の畑は、手付かずの状態だったため、

里塾の畑は、まさに「雑草天国」

草丈1mくらいになった雑草を切り倒すことからはじめました。

有機農法では、その雑草を堆肥化させ、土に戻し、栄養分を循環させて土作りをします。
しかし、畑内の草だけでは野菜が育つ栄養分が足りない為、他の畑の草を集めたりします。
その草を堆肥化させるのに、半年ほどかかります。

その為、他の堆肥(腐葉土、完熟牛ふん・鶏糞堆肥など)や肥料といった栄養分を土に入れます。
更に土壌分析をして、足りないミネラル分をプラスします。

冬野菜は、気温がどんどん下がり、土の中の微生物の活動が弱まる為、初期育成が大事になります。寒くなるまでに、ある程度大きくさせないとハクサイは丸くならないので、最初にガツンを効かせます。その為、冬野菜は、土作りが大切というわけです。

しかし、たくさんの肥料を入れすぎると、野菜自身のバランスが崩れたり、
余分な成分が野菜に蓄積されたり、害虫の被害を受けてしまいます。

何事も適度が一番ですね。
では、本日もよろしくお願いいたします!