にんにくの芽

去年の9~10月にニンニクを畑に植え付けてから、約8ヶ月と栽培期間の長い野菜。

5月の中旬ごろから、ニンニクが花を咲かせようと、茎をのばします。
これが「にんにくの芽」といわれます。

店頭に並んでいるにんにくの芽のほとんどは、中国から輸入されているもので、

国産のものは、ほとんど出回ることがありませんが、
最近になって道の駅や直売所で見かけるようになりました。

なぜ国産のにんにくの芽が珍しく貴重なのか?というと、

本来、にんにくの栽培する上で、にんにくの芽は必要無いからです。

にんにくの芽が出てしまうと、にんにくに蓄積された栄養分を花芽が吸い取ってしまうため、
本来なら小さいうちに摘み取ってしまいます。

8ヶ月という長い時間をかけて、1株当たり、にんにくの芽1本より、にんにくを収穫した方がいいですよね。

そういう訳で、国産の採れたて、にんにくの芽は、とても貴重なのです。

なぜか、くねくねと曲がっています。