ちょっと遅れ気味のキュウリも、ようやく花が咲きました。
これから、これから。
キュウリの成分は、ほとんどが水分で、ビタミンCやカロテン、カリウムなどを含みます。
カリウムには利尿作用があり、むくみやだるさの解消、高血圧の防止に効果的です。
キュウリを糠漬けにすると、カリウムが3倍になります。
キュウリのイボイボは、完熟すると無くなります。種を鳥などに運んでもらう為に、食べやすくするのです。
未熟の状態で食べられないように、イボイボをトゲトゲにして自己防衛しているようです。
人は、未熟の状態で食べるので、イボイボがある実を食べます。
イボイボがトゲトゲしている方が、新鮮というわけです。
しかし、最近はイボイボが無いキュウリもあります。
キュウリの表面が白い粉が付いているものがあります。
「農薬?」と勘違いされる場合があるのですが、これはブルームといって、キュウリの表面を保護する、ろう物質です。
こちらも、最近は「ブルームレス」という品種があります。
表面を保護するろう物質がないので、表面の皮は硬くなります。