土作り

3月に入ると、一気に農家さん達が動き出し、シーズンイン!
KOM'S FARMも本格的に始動開始です。

去年の12月に草刈をした3反分(約3000㎡)畑は、
4000本のトウモロコシと3600株の黒豆枝豆と1万本のニンジンのフィールドです。
2700kgの完熟の堆肥(たいひ)を入れます。
(丹波の鶏舎のカンナンファームさんの発酵鶏糞堆肥です。)

堆肥や肥料は、土壌にいる微生物の食事です。
微生物がこれらを分解して野菜たちの栄養分を作ってくれます。
この堆肥や以前草を刈った枯れ草や腐葉土は炭水化物が多い「ごはん」、
タンパク質成分の多い肥料は「おかず」といった感じです。

今回は、何年も耕作放棄地だった土地なので、土壌調査をします。
どのくらい、土に力があるのか、どんなあ土壌の健康診断です。

この結果によって、栽培する野菜が必要な栄養である要素を足して行きます。
物理的に入れる方法と、微生物によって増やしていく方法があります。
たくさんの収穫量で、品質のよい野菜を作る場合は、的確な要素を入れます。


微生物は最低でお1ヶ月ほどかけて堆肥を分解します。
肥料はその後、野菜の種蒔きや植え付けの最低2週間前。
有機栽培の土作りは、ゆーっくり時間をかけます。