ありがとうキャベツ

キャベツは品種によって異なりますが、だいたい1年に2～3回、栽培することができます。

3月頃から店頭に並び始めている「春キャベツ」は暖かい地方で栽培されたものが多く、
一般の地域では、去年の9月～10月頃に種撒きをして、収穫は5月頃です。

「夏キャベツ」は、涼しい地方で栽培されたもので、高原キャベツと言われます。
3～4月に種を撒き7～8月に収穫します。

一番栽培しやすく、味もいっそう甘くなるのが「冬キャベツ」で、
7～8月に種を撒き、収穫は12～翌年2月頃。

1年中食べる事が出来るキャベツですが、どの時期は旬かというと、春キャベツ・夏キャベツ・冬キャベツそれぞれ旬となります。季節をずらし、地域を変えてることで、1年中日本のどこかでキャベツを収穫できるので、お好み焼きも1年中食べられる！というわけです。

この写真のキャベツは、「冬キャベツ」の予定でした。
去年の秋、急激に気温が下がってしまい、大きくなることができませんでした。（直径8㎝くらい）
このまま移行して「春キャベツ」にならないか待ってみましたが、もう少ししたら菜の花が咲いてしまうようです。小さいけれどちゃんとキャベツです。

KOM'S FARMでは、寒い時期を畑で過ごし、頑張ったんだけど大きくなれなかったキャベツを、「ありがとうキャベツ」といいます。皆さんの住んでいる所では、あまり見かけないかと思いますが、丹波のスーパーでは、このありがとうキャベツが5個くらいセットになって売っているんですよ。

あなたの街で、もし見かけたら「ありがとうキャベツだ！」って思ってくださいね。