お百姓さんへの道 Vol.3

丹波市市島町で有機栽培の先人の方に、お話をしていただきました。
市島はとても田舎なのですが、無農薬・有機栽培の最先端の町でした。
家庭菜園で、4年間、無農薬・有機栽培・人力・本気の野菜作りをしました。

野菜のこと・土のこと・病気のこと、色々勉強をしました。
ただ野菜を作るのでは なく、将来的に農業をするための練習のつもりで、色々な種類の野菜を栽培し、収穫量を上げる工夫や、なるべく時間をかけずに手間をかける方法などを、一生 懸命考えながらやりました。それでも、実際農業をするとなると、家庭菜園とは全く違うというこ事もちゃんと分かっているつもりでした。県の人と話をした 時、本業の厳しさを言われても、(なんとなく分かってるし~)と思ってました。

実際話を聞くと、何にも分かっていませんでした。

県の人に、「家庭菜園の延長で、田舎暮らし・自給自足」と思われても仕方ないなぁと思いました。
そして、田舎暮らしの自給自足ではなく、「農業をしたい!」と心から思いました。

商品を作るのではなく、野菜を育てたいと思いました。
農業は、いまや勘と経験ではなく、データと化学。

そして自然や植物との対話。

「今できる事を、しっかりやって行こう!!」